独り言

書きたいことを書きたいだけ書く

人生をかけられる程の『推し』がいますか?

 

こんにちは。

 

今回は『推し』についてのお話。

人生をかけられる程の推しがあなたには居ますか?

 

 

最近、某ゲームのイベントに行って参りました。女性向けの、まだタイトルの小さなゲームです。

 

そこには推しのグッズや推しの色の何かをまとった女性がたくさんいました。

 

数万もするフラワースタンドを1人で出しているファンの方もいました。握手会に何回も並ぶ方も。

 

こういうのってすごくお金かかるじゃないですか。もちろん、その為に稼いでるって人や風俗を始めた人もいるくらい、皆推しのために頑張ってる。

 

そういう人たちを見て、すごく虚しくなった。

 

 

 

私には誰かのために頑張ろうって思える人がいない。誰かのために稼ぐぞって、誰かのために可愛くなるぞって、誰かのためにイベント追っかけるぞって、そんな風に思える人がいない。

 

 

私には、推しがいない。

 

 

虚しくて寂しくて羨ましくて、私は場違いなのかもしれないって思った。

 

『推し』じゃなくてもいい、夢中になれる『何か』が欲しかった。

例えばさかなクンみたいにすごく魚が好きだとか。

鉛筆握れば描かずには居られないってくらい絵を書くのが好きだとか。

路線暗記できちゃうくらい電車が好きだとか。

 

 

そんな、ただの『好き』なんかじゃ収まらない、人生をかけられる程情熱を捧げられる何かが欲しかった。

 

 

私にはない。

 

私には何も無い。

 

 

音楽や演劇に挑戦してみたって、ピンとくるものは感じられない。

やってみたら楽しくて好きで堪らなくて止まれなくて、好奇心と向上心だけで極められるような、『好きこそ物の上手なれ』のことばに似合うようなそんな何かは見つからない。

 

何かのイベントに行く度に、私は虚しくなる。みんなが羨ましくなる。何かのために働き、何かのために生きてみたかった。

 

その度にやっぱり私は生きるのに向いてないな

なんて思ってしまう。夢中になれることのひとつも見つけられないのだから。

 

だけど諦めずに探してる。

ずっと探してる。

 

このために生まれてきたんだ!

って思う何かを探してる。見つけられなきゃ、そうじゃなきゃ、生きてきたことを後悔したまま死ぬことになるから。そうしたら私は、ずっと不幸のままで終わってしまうから。

 

 

こんな鬱々とした気持ちなんて忘れるくらいの。今までの人生なんてプロローグだったんだって思えるくらいの。

 

そんな何かが欲しい。

 

私このままで終わりたくないよ。

もちろん早く死にたいということに変わりはないけど、今のまま死んだらほんとうに何も報われずにただ不幸な人生を送るために生きてきたひとになってしまう、なんて、虚しすぎませんか。

 

 

神さまみたいな存在が、私という不幸ポジションの人間をコマにして人形遊びでもしてるのかな、とか思っちゃうよ。

殺してくれたらいいのにね。

 

 

見つかるといいな、夢中になれる、人生をかけられる、情熱を捧げられる、そんな何か。

 

 

そんな希望を抱きつつ、『市民劇団員募集!』のビラを今日も眺めていたのでした。

 

 

 

 

 

to be continued……

 

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