高一くらいの夏に戻りたい

最近あったかくなってきたので私は既に、時々夏の匂いがします。

空気がね！夏の空気の匂いする！ので、高一くらいの夏に戻りてえって事を書く。

私暑いの嫌いだから夏まーじで嫌いなんですけど、夏の雰囲気とかは大好きです。

ぼくのなつやすみとか大好きです。初代のBGMは神がかってるのでみんな聴くと良いよ。

最近ここのところずーっと同じことを思い出してます。高一くらいの時に、大学のオープンキャンパスに行った時の事を。

あれ、絶対夏だった。多分、夏休みだった。なんか「大学のオープンキャンパスに行ってレポート書きましょう」みたいなクソみたいな課題があって、行く気もないのに福岡大学に行きました(笑)

その時は薬学部に興味があって、薬学部のなんかを見に行きました(内容全然覚えてない)

福岡大学、どこだっけ？博多だっけ？忘れたけど福岡大学行くまで結構長旅だった気がする。1人で行った。オープンキャンパスがよくわかんなくて、私服で良かったのに制服で行った気がする。夏の日ですごく暑くて、バス乗ったらみんな博多弁(？)喋ってたからビビった記憶。

薬学部志望だったのでなんか大学病院(？)とかを見学して帰った。クソほど興味がなかった。

帰りに人生で初めて地下鉄に乗った。涼しかった。

んで、同日か別日か知らんけど博多で劇団四季の「サウンド・オブ・ミュージック」を観劇した。お母さんに観にいきたいって行ったらチケット買ってくれて感動した。B席？とかだったと思う。劇団四季初めて観に行ったけどこの日の事をずっと鮮明に覚えていて、この日感じたことも鮮明に覚えている。開幕してすぐの協会の場面で、歌が、歌があまりにも綺麗すぎて自然に涙が出てきて「ｳﾜｯ、なんか知らんけど人間て綺麗な音聞いたら涙出るもんなんやな！！」とか「これはもはや綺麗ではなくて美しいや……美しいってこういうことやったんか……」とか、『綺麗』と『美しい』の違いを分かった気がして調子乗ってました。で、もーこの劇団四季に感化されて私は声楽を始めるんですね〜懐かしいですね。

なんかこの、夏の日のことを最近ずっと思い出すんですよ。戻りたい。博多の夏を感じたいので、今年の夏、博多に行こうかなとまじで考えたりしちゃってます。そんで今年は絶対にサウンド・オブ・ミュージックをまた観に行くのです。これは、絶対に。

高校生の夏は、スクールバスで登下校する時は絶対に久石譲氏の『Summer』を聴いていました。

https://youtu.be/iMYpGoXI77Q

だってこれまじで、切なすぎるじゃないですか。多分この頃から私の中で「夏＝切ない」みたいな式が出来上がっていたんだと思う。

クーラーが効いたバスの中でSummerを聴きながら登校することはもうないんだなあと思うとめちゃくちゃ切ねえよ。まじ、戻りたすぎる。もっかいスクールバスの中でSummer聴いて登校したい。勉強は二度としたくねーけど。

窓から死ぬほど田んぼが見えたあの景色はきっとたぶんもう見れんのやろな。

私は移動中はひとりで外をぼーっと見ながら音楽を聴くのが好きです。大好きです。「移動時間を有効に使って勉強を！」とかよく言うけど、あんなの出来た試しがない。目が頑なに窓から離れねーもん。

ひたすらに外の景色をぼーーーっと見ながら音楽を聴くのが、すき。それは今でも変わらなくて、帰りの電車とかで同僚と一緒になるのが嫌だと思うほど。てか誰かと電車に乗るのめんどくさいんだけど誰か共感して。音楽聴かせろやって思うし、「何聴いてんの？」とかの会話もめんどいからいらん。帰りはひとりきりがいい。

なので夜行バスとか何時間でも耐えれます。全然苦痛じゃない。音楽再生して景色さえ見れりゃ天国です。その間色んなこと考えたり。その時間がすき。だから「夜行バスより飛行機のが安いし早い！」と言われてもあまり魅力的に感じないので、時間さえあれば夜行バスに乗ってしまう。(3列の真ん中とかになったら地獄) あぁ、長旅してえなぁ。ここ最近景色見ながら音楽聴くとか、してないな。やっぱ夏、博多に行くか。

夏、外はくそあちーのに中はクーラーガンガンなのがすき。それでこそ夏って感じ。その空気こそ夏って感じ。もっともっと昔のことを思い出そうとするとあまりに切なすぎて悲しくて戻れなさすぎて泣けるので、高一くらいの夏を思い出すのでやめておきます。

夏の夕暮れとかほんま切なすぎん？赤とか紫とかピンクとか綺麗なオレンジとかになるのなんなん。めっちゃ切なくなるやん。

去年の夏はアホか？ってほどバリバリに病んでいて本当に頭がおかしかったので、今年の夏はなんとしてもめちゃめちゃ楽しくてめちゃめちゃ切ない夏にしたい。思い出したくて戻りたい夏にする。

てかまじでぼくのなつやすみ初代リスペクトなのでひまわり畑に行きたい。